地元いろいろ

地元の友達がしばし日本を離れるので、名残を惜しみに帰省してきました。会えるのが月曜日だったので、博物館系は休みだけどしょうがないか〜、まぁ街はすいてるだろうしまったりお散歩するには丁度いいよね〜、と思ったら奈良博は正倉院展で開館だったんですね。タダ券あるし折角だからと行ってみたら行列でびっくりですよ…平日の朝一なのにこんなんなんすか!昔は休日の昼でないとこんなじゃなかった気がするんですが!いつの間に奈良はここまでおじいちゃんおばあちゃんに大人気になったんだろう。まあ、良いことです。遷都祭も成功するといいねぇ。混んでる正倉院展は適当につるっと見て(いいの…もう多分収蔵品一周するくらい何度も行ってるから…)本館の仏像のほうをじっくり楽しみました。興福寺の境内を抜けようとしたら何事かという大行列。阿修羅くんだったのですね。180分待ちて!えー、だって昔からここにいたよ?いつでも普通に会えたよ?(笑) 自社ビルを建てたい興福寺、社を挙げてのプロジェクトとして秘蔵っ子を東京で売り出したらばっちり当たって大ブレイク。九州ツアーも成功させて、地元で凱旋公演。え、これ何?阿修羅?ってあのいっつもあこにおった子やろ?はー、すごい人気やなぁ。やっぱ地方におってもあかん、東京進出せなアカンねんなー。と驚く地元の人々。…とか言いながら横を通りましたよ。奈良町もぷらぷらお散歩して「界」の中でお茶してみたり。


短い滞在中に食べたもの
・川端風太朗のケーキ

奈良では有名で高級な部類に入ると思われる、富雄川ぞいのケーキ屋さん。これは「丹波里山」、栗をふんだんに使った秋の新作のようです。モンブラン的な構成です。ん〜、もうちょっと全体にしっとり感があるほうが好みかな〜?上のペーストっぽい部分も、中のスポンジも。でも上には栗きんとんが丸ごとひとつ乗ってるし、中には栗の渋皮煮がごろんと入ってるし、手間のかかる栗菓子を贅沢な使い方したケーキでした。


出町ふたばの豆餅と栗餅

ふたばのお餅はいいねぇ。ふたばのお餅は心を潤してくれる。リリンの(うるさい)
栗餅は、あっさりした漉し餡と栗半分がくるまれてます。柔らかすぎず固すぎない、えもいわれずふくよかなふたばのお餅に歯を立てるといつも、たれぱんだに噛み付いたらこんな感じかなぁと思います。


・風花
東洞院と高辻の交差点を東に入ったとこにあるラーメン屋さん。烏丸から程近い、日航プリンセスの少し東です。魚介の香りのする透明な塩スープで、うまーでした。麺はもっちりちぢれ麺。写真はないんですが。


・奈良漬サブレ

東向の奈良漬屋さん、山崎屋の店先に出ていたので。山崎屋が作ったというわけではなく…奈良女子大とお菓子教室の共同開発のようです。お酒がダメなので奈良漬は苦手なんですが、奈良漬ケーキなるものの評判がよいと聞き(そちらはまだ食べる機会に恵まれていませんが)、こちらを試してみました。
細かく刻まれた奈良漬が入ってます。アルコールのあの感じは全くなく、ふわっと一瞬、不思議な香り。そしてサブレの甘さの中に、ほんのり奈良漬の塩味のアクセント。おお、いい感じに美味しいではないですか。奈良漬でなくても、サブレとしてかなり美味しいほうだと思いますし。ええ?と思わせて、あら普通にイケる!という、落として上げるお土産としてなかなか良いかもしれません。正倉院終わっても売ってるのかなー?評判よいみたいなので、きっと来年のイベント中にも買えるのではないかしら。