金剛石に目が眩み

私の友人は家庭内の女王様だ。共働きで一児の母、忙しい毎日だが家事も育児もお手伝いや協力でなく彼女と同じだけ主体的に行う素晴らしい旦那がいる。大変な恋女房で、旦那は彼女が髪の結び方を変えたと言っては愛しそうにニコニコし、新しい服を着たと言っては嬉しそうにニコニコしているらしい。客観的に見て(小声)彼女は「外見より性格」タイプであろうと思われるのだが(いやとてもいい子なんですよほんと)、そりゃもうベタ惚れで彼女ならなんでもいいらしい。ついでに30余年生きてきて「えっスヌーピーって犬なの?」と言うような天然も持ち合わせている旦那だ。犬でなきゃなんなのだ。一見彼女が旦那を尻に敷き倒しているようだが、その実彼女のようなややこしいのを受け止められる器の大きな男はこの旦那しかいないし彼女も内心ではそれをわかっている、という夫婦の組み合わせの妙を考えさせられるカップルだ。そんな彼女は最近「結婚してからは4年だけど10年付き合ってるからダイヤだよねえ?」とたびたび発言して旦那をたじろがせている。
という友人夫婦を関西限定スイートテンダイヤモンド話をきいて連想いたしました。タイトルに意味は無いです全然。