ラストサムライ

ストーリーといいあまりにも日本ではない風景といい、ドノ国ノドノ時代ノ話デスカ?!と気になってしょうがなくはあるものの、娯楽映画としては普通に面白いんじゃないでしょうか。日本人の精神にそれなりの敬意と愛情をもって真面目に作ってくれたっぽいし、余所の国のことを描こうと思ったらどんなに頑張ってもこのあたりが限界かなという気がする。なんや生き残るんか、と思ってしまう私は日本人ですが、トム・クルーズ結構好きだからまぁいいや(所詮単なるミーハー)。泣いたし。着物姿も意外にかっこよかったし(甲冑はともかく)。


「武士道」とやらに敬意を払ってくれてる様子なのが「どうもありがとう」な気もしつつ、でもアメリカの視線って結局この150年基本的に変わってないよね、何様ですか、っていう不快感もどこかしらにありつつ。監督の解説を聞いてて尚更そう思う。合戦シーンの馬の撮り方の話とかは面白かったけど。


殺陣はなるほどーて感じ(しかしニンジャはないだろ)。ニュージーランドで会ったおっちゃんはしっかりエキストラとして映っていた。