ニュージーランド 後

puchimei2005-01-28

  • 早朝出発のマウントクック1日観光に参加。クライストチャーチから現地まで5時間半かかる。往復11時間である。現地滞在時間は1時間である。イイネ!
  • そして着いてみたら大雨で、マウントクックは見られなかった。あらら。山だからしょうがないっすね。
  • でも途中寄ったテカポ湖やその湖畔の信心深い手作り感の滲み出てるような「善き羊飼いの教会」を見られただけでも満足。
  • ハーミテージホテルのトマトクリームのスープはクセになる美味しさだった。←スープ好き
  • 途中これでもかと羊の放牧風景を見た。というか見渡す限り牧場しかない。おおおニュージーランド
  • 以前目にしたスクリーンセーバーだったかゲームだったかで、牧草地にちっちゃい羊が延々増えてくっていうアニメ画面があったのですよ。それ見て「緑の紙の上で紙魚か蛆虫が動いてるようにしか見えん」と思ってたのですが、実物もやっぱり緑の紙の上の紙魚か蛆虫の集団のように見え……
  • ああこういうことは裏で相方に言うべきなのか。そうか。ええと、中距離で見るひつじさんはもこもこで可愛いですよね。
  • 馬の放牧も牛の放牧も鹿の放牧も駝鳥の放牧もある。柔らかい緑のなだらかな丘に鹿の群れが遊ぶ様はどうしようもなく「あ、飛火野…」。(奈良人だけイメージしてください)
  • 日本人参加者の多いツアーだったので、付添いのガイドさんが日本人で、イヤホンを通して日本語の案内をしてくれる。じゃあ英語の人はどうするんだと思ってたらドライバーのおじさんが御自ら立て板に水のトークショー。大型バスをバリバリ運転しながら、左右の風景牧場に見える動物観光案内から歴史の解説まで澱みなく話し続ける。しかもジョーク混じりらしい。な、なんと器用な。
  • 12時間ぶりに街に戻って、タウンホール近くの"Sala Thai"でタイ料理。うまー。ガイヤムとカオパットが美味しい。アジアの味は不思議と落ち着きますな。
  • 最終日は牧場&ジェットボート半日ツアーに参加。連れてってくれるドライバーが日本人だと値段が跳ね上がるのでケチって英語で申し込んだけど、丁度手があいていたらしい日本人が来てくれた。ラッキー。
  • 程よく胡散臭いおっちゃんだった。ラストサムライにエキストラで出たらしい。そんなに興味ない映画だったんだけど…偶然が2つ重なったら(座長の殺陣×おっちゃん)「見よ」という神様のお告げと考える主義なので今度見てみよう。
  • ツアーというから前日のような大規模なものかと思ってたらワゴン車に私達3人だけ乗って「ほな行こかー」みたいな手のひらサイズだった。
  • 牧場に到着。なんともスローな光景の中、しばらくぼけーと待っているとおもむろに犬を連れたおじいちゃん現る。これまた「じゃあぼつぼつ始めるか」みたいな。
  • 毛刈ショー。ショーと言っても帝劇レベルを想像してはいけない。おじいちゃんが無造作に小屋に追い込んだ群れの中から無造作に掴んできた子羊を無造作に足に挟んで無造作に刈り始めるのを、無造作に置かれた目の前の椅子に適当に座って眺める。なんて素敵にドメスティック。
  • ヒツジ的には刈られるのがイヤなのか掴まるのがいやなのか、おじいちゃんの姿を見て押し合いへし合い逃げようとする。掴まった子もじたじたしようとする。動物園でもやったんだけど…「オレはいやだ」「オレはいやだ」「オレかよぉ」「いやーん」等つい手書きの明朝体で台詞を当てて遊んでしまう私達は花ゆめ世代。
  • 刈り始めるもバリカンの調子がいまいちらしく、おじいちゃん「やり直すわ」と子羊リリース。「セ、セーフ…」と手書きの明朝体で呟いて(ません)群れに逃げ込む子羊。てゆーかお腹ちょっとハゲたんですけど!漆原教授?!
  • 刃を取り替えて再開。どう見分けてるのかさっきの子羊を無造作に掴んでくるおじいちゃん。「やっぱオレかよぉ」と押さえ込まれる子羊。
  • …(おじいちゃんと羊が)かなり面白かったので書きすぎた…。その後、おじいちゃんの口笛&一言で見事に羊の群れを移動させる牧羊犬を見せてもらう。犬、賢すぎ。かっこいい。惚れる。
  • そして家にまで上げてもらってお茶をごちそうになる。こんなに家庭的にもてなして頂けるとは…。ほんとうに嬉しかったですありがとうございました(合掌)。という気持ちをちゃんと伝えられるだけの英語力のなさが情けない…。
  • ジェットボートに乗せてもらう。楽しい!爽快!!これだったら絶叫系苦手な人でも楽しいと思えるんじゃないでしょうか。美しいワイマカリリ川の水面を滑るように疾走。時々曳き波に乗っかって軽くジャンプしたり360度ターンしたり。でもターンはスピードが落ちるから私は高速コーナリングの方が好きー。
  • これ、そのままだと目を開けてられないので乗る時にサングラスを貸してくれる。で、走り出したらすごい向かい風でサングラスがぎゅうぎゅう顔に押し付けられる…のはええねんけど、なんかレンズが瞼に張り付くんですけど…!外人さんみたく目が引っ込んでないとこうなるのね。なかなか新鮮な体験だわ…。私そーとー薄い顔なんで、私だけかと思ってたけど、後で聞いたら全員だった。
  • 人気のレジャーでマイボート持ちも多いらしい。楽しかったねーと話してたら、友達が「『これは免許取りたがる人が多いのわかるわー』って思った瞬間『光一は免許持ってるだろうな…』って浮かんでしまった」とか嫌そうに言っていた。ピカイチさんがこれ操船できるのかは知りませんけど、なんで私が彼らなんて欠片も思い出さずひたすらヤッホーイ☆ってなってる時にファンでもなんでもないキミがそんなん考えてくれてんの。
  • どの公園に行っても芝生の緑がとても美しい。しかし芝生を歩く時に下を向いてしまうのは奈良人の本能。
  • 最後の夕食はオックスフォード・テラスのイタリア料理店"Viaduct"。サーモン&ポテト&トマトのピザが感動的に美味しい。あれまた食べたい…食べたい…。
  • 帰りの機内で80デイズ見てたんですけど…来月SHOCKにジャッキー来るってマジっすか。