ニュージーランド 前

puchimei2005-01-27

美しい国で日常を忘れてゆっくりまったり遊んできました。でも、ホテルのテレビでNY,NYが流れたのに「ああ…」と思い、広場の大道芸人さんがカルミナ・ブラーナを使ってるのに「あああ…」と思い、交差点で真っ赤なマスタングを見て「ああああ…」と別世界にフライングしつつ。


当初バリに行くつもりだったのですが、やはり今はビーチで能天気に遊ぶ気になれず、急遽変更することに。どこか時差が少なくて寒くないとこ…ということで、なんとなくNZになりました。なもので、メンバー全員「NZ=羊」という貧困でベタベタなイメージしかない状態だったのですが、行ってみたらとってもよかったです。あと一週間くらいいたかった…!下っ端のくせに職場内で一番くらいの勢いで休んでおいて言えた義理じゃありませんが、日本人の休暇って短すぎよねっ!


以下思い出メモ。

  • オークランドのケリータールトンズアンタークティックエンカウンターアンドアンダーウォーターワールド(長)に行く。南極を模した地下スペースでペンギンを車(これがまた「今から南極の世界にワープします」みたいなナイス小細工でいい感じに笑いを誘う)から間近に見られたり、巨大なエイに触れたり。水族館自体めちゃくちゃ久し振りなので妙に楽しかった。何故か必死になってタツノオトシゴの写真を撮ってみた(でもちっともきれいに撮れない)。
  • カフェでごはん。ブラックボードの説明を読むもよくわからないまま「本日のスペシャルランチ」を注文。コーンやハーブの入ったお好み焼きみたいなチヂミみたいな平べったい粉モノが出てきた。美味しかったけど、なんだったのかしらあれ。帰ってから辞書引いたけどやっぱりよくわからず。
  • オークランドには半日いただけ(トランジットの範囲で観光したの)で、夜クライストチャーチに移動。小ぢんまりしてきれいで一目ぼれ。
  • ニュージーランドは移民の国ゆえ世界各地の料理が食べられるそうな。確かに日中韓泰越伊亜拉毘亜等等のお店が並んでます。という訳で中華にしてみたら、ものすっごい薄味だった…。ま、こんな日もある。
  • 朝からハグレー公園の中の植物園をお散歩。オークランドの公園もそうだったけど、木がすごく大きくて太い。樹齢どれくらいなんだろう…?芝生がきれいでゆったり小川が流れていて鳥がいっぱいいて、いいとこすぎる。
  • "Coffee House"で朝ご飯。私のパン&スープと友達Aのベーグルサンドは常識的なものが出てきた(ピリ辛スパイスをきかせたパンプキンスープめちゃうま。あの香辛料何だろう)。が、友達Bのフレンチトーストはスライスしたバケットを3つばかり積んだ上に更にローストしたバナナとベーコンが積み上がっていた。壮観だった。ちょっとしたタワーだった。しかもたっぷりソースと蜂蜜がかかっていた。美味しそうではあるけどこの考え付く限りのハイカロリーを目指しました的な構成は一体?!
  • 用もないのにトラムに乗る。車掌さんがめちゃくちゃ可愛い顔立ちだった。ほっそり背が高い素敵なお兄さんだった(いや多分年下)。ウフフと思っていたら途中の駅で必要以上にいかついおばさんと交代してしまって軽く悲しかった。
  • ウィローバンクワイルドライフリザーブがかなり面白い。日本の普通の動物園と違って…自然に近い環境をゆるく仕切ってある中に動物が放し飼いされていて、その間を縫うように回遊する…みたいな?映画のジュラシックパークのような感じ…?歩きながら「このへんには○○がいるよ〜」という案内を見て、どこやどこや?あ!あの木陰で寝てる!とか探すのです。見つけるとオトク感があって楽しい。
  • 猿や鳥など檻に入ってる動物もいますが。ワオキツネサルの集団がかなりツボでした。
  • そして完全に自由に放し飼いの鳥もいる。足元をフツーに孔雀が5,6羽歩いてたりする。なんだか不思議な光景だ。
  • 家畜系が集められている区域ではなんかもう偶蹄類祭りみたいなえらい眺めに…。瞳孔は横向きで。しかもみんな気前よく営業してくれる。
  • 暗室の中でキウイ(夜行性)も見ました。思ったより大きくて(鶏くらい?)激しく動いてたのでびっくりした。
  • この動物園、ガイドブックにはナイトツアーばかり取り上げられていたけど、観光案内所で「3つのエリアがあるけど夜入れるのはキウイのいるエリアだけ」「夜に個人で行っても放し飼いのキウイは見つけにくい。ガイドがいないと。暗室なら昼でも簡単に見れる」「大聖堂前の広場から有料シャトルバスがあるよ」ときいて昼間個人で行ってきました。帰りのバスが来るまでの1時間半でじっくり楽しめました。
  • 街に戻ってエイボン川でパンティング。緑したたる河畔を眺めながら心地よい舟遊び。
  • 一回はちゃんとしたディナーを、とハグレー公園内の"Curator's House Restaurant"へ。そんなに食べられないからスープとメインだけですが。人気らしいパエリアが目の前で売り切れて残念…。日本人スタッフがいらっしゃったので冒険感はなかったけど注文が楽でした。