エリザベート

ああもう1週間で終わりだ。やっと舞踏会やエステのシーンで歌詞の聴き分けやそれぞれの細かい動きへの注目ができるようになってきたとこなのに(笑)。

夜公演、内野さん石川さんパクさん藤本さん。本日は夜の2階席ということで若いお嬢さんもたくさんいました。

浦井さんより骨太な感じのパクルドルフは、エリザベートのというよりフランツの息子って感じがする*1。そして銃を握らされてから引き金を引くまでのパクさんはとても怖いです。…ていうか大きいな!前は山口さんの回だったから気付かなかった。なんか閣下がますますちっさく…(笑)。いやいや内野さんは全然小さくないんですよ!藤本さんとパクさんが大きいのよ〜。
少し情に篤そうな石川陛下の声の変化は今日も凄い。どれが通常の声なんだろう…?ルドルフと対立する時なんて「帝国を背負ってきた矜持に支えられた」「時代の流れに気付けない、気付きたくない、頑なな」老いた皇帝の声そのもの。
ハンガリー戴冠式にて下手の橋の上で歌ってる笑顔ときれいな声が印象的なお兄さんは誰かしら。俵さんかな?シュヴァルツェンベルク伯爵もめちゃええ声ですよね。うんそりゃロシアに付くべきだ。仰るとおりだ。
と、かくのごとく素敵な声の方はたくさんいらっしゃいますが、内野さんの声は誰とも異質ですね。ただのいい声じゃない、誘惑者の声だわ…。人間ではない役ということで意識してそうされてるのか、元々なのか、ストレートプレイを拝見したことがないのでわかりませんが。山口さんのトート閣下は圧倒的な歌声で、それだけでもう人間では敵わない存在だって感じられるし、内野さんの方はずば抜けて妖しい声で、こちらも人間には太刀打ちできない異世界のモノだと思える。ついでに女子の心臓直撃(笑)。…階段駆け上がって、おぉぉれぇぇだぁぁぁーーアァーーー!と歌う直前の「はぁっ」って荒い息継ぎも大変好きです。←ヘンタイめ。でも皆結構好きでしょう?!ツボでしょう?!(皆で渡れば怖くない式)

ミルクを初めてオペラグラスで見たらSHOCKに出ていたお兄さんを発見。出てはるのはパンフで知ってましたが。わーお元気ですかぁ(←?)。パンフといえば、エルマー・シュテファンではないもう一人の革命家って元ネタはアンドラーシ伯爵だったんですか?昨日キャスト表見てて「役名ついてたのか!」と気付いた。遅っ。特に史実とは絡んでなさそうだからわからなかった…。
そうそう昨日は、マダム・ヴォルフのコレクションが登場するなり拍手が飛びました。気持ちはわかるけども!(笑)きれいな女の脚っていいっすよね…。


BOX席に座ってたら、ラストのラスト、柱の陰に潜んで棺桶を操作する(?)スタッフが見えてたよ〜。なんか変なとこで白いものが目に入ったと思ったら黒いジャージの袖に白いラインがくっきり2本。確かにそこにいるわあなた私にだけ見えている♪…じゃなくてせめて黒一色のジャージにしてくださいませ(笑)。あと、真正面から見てる日でもセットの扉の向こう等にしばしばぼんやり人影が浮かんでますが…劇場に住む幽霊でなけりゃ大道具さんかスタンバイ中の出演者よね。もうちょっと見えなく出来ないのかな…。楽を前に今更ですが。

*1:…顔のせいかもしれない…/汗