藤城清治の世界展 光と影のシンフォニー

東京都写真美術館。たまたまつけたテレビでこの展覧会のメインになる作品の制作課程が取り上げられていたのですが、80歳を越えた作家がカミソリだけを相棒に超大作に取り組んでいた光景と、影絵でこんなに豊かな表現ができるのかということに感心して、是非見たいと思いました。藤城氏はカルピスの絵をデザインした方だったのですね。言われてみれば…。
本当に、紙を切ることと重ねることによって無限のものが描かれていて、実物を見てまた驚き。でもそれよりも…じっと見てると涙が出そうになって自分でもびっくりした。なんでしょう、別に愛で地球が救えるとか未来は希望に満ちているとか思ってないんやけど、あんまり光が優しいからかな。とてもあたたかい世界に連れて行ってくれる展示会でした。


帰りに成城石井で中目黒ヨハンのチーズケーキ購入。やっぱ好き。