タイ(前半)

アップしないまま放置していた古い旅行記録が出てきたので、今更ながら上げます…。2006年5月に行ったタイ旅行について2007年ごろに書いたもの。7年も前の旅行記って意味あるのか。でもこの後もう一本、6年前のクロアチアも待機してます。最近海外旅行はしてないから、読み返すと楽しそうでうらやまw


バンコクチェンマイの2都市滞在。10代のころしばらくタイで暮らした友達が万事仕切ってくれて、楽ちんな旅でした。ありがたや。
この時すっかりタイを気に入って、2008年にもっかい行きました。バンコク&アユタヤ&サムイ島の旅もよかったです。米寿司くんと一緒に映ってた涅槃仏も見たよ。


とりあえず、まずは前半バンコク編。

  • バンコクに夜遅く到着。普通のタクシーはえらいこと行列なのでさっさと貸切リムジンを申込み。いいの楽だから…日本じゃ乗れないでっかいベンツで快適〜。
  • 宿はプラザアテネ。豪華で快適な都会のホテルです。ビュッフェスタイルの朝食も種類が豊富で美味しい。こんなとこに日本のビジネスホテル価格で泊まれるって素敵…
  • すぐそばの駅からBTS高架鉄道)に乗る。運賃は高いけど渋滞知らずだし平和だから時間の限られた日本人観光客には便利なんだそうな。でもこれができたために高架の下は陰になって雰囲気がちょっと悪くなったりお店の活気がなくなったりしたとかしないとか。毎回地上から駅のある階まで階段で何の疑問もなくとことこ上がってゆきましたが、ホームでふと向かいのビルを数えると5階くらいの高さ…これよく考えたら結構な高さを足で上らされてるよ。健脚でない人はエスカレーターがついてる駅を選んだ方がよさそう。
  • 終点の駅まで行って、チャオプラヤ川に出る。おおおこれが義務教育時代に世界地理で習ったチャオプラヤ!ゆったり濁って流れているよ!船に乗ってゆるゆる遡ります。
  • わーオリエンタルホテルだ!タイが舞台の小説には大概出てくるオリエンタルホテルだ!
  • 暁の寺だー!三島だー!そういえば街中の映画館で『春の雪』(予告編は見たけど、私は認めない)がかかってました。なんで?と一瞬思ったけどそういえばタイの王子も登場するのでした。
  • 暁の寺の仏塔は白い地に彩色陶片をこれでもかこれでもかと貼り付けて飾られた、気の遠くなるようなつくりです。この日本と全く違う感覚が面白い。…境内ではなんかインドの歌手(推定)のオッサンがPVみたいなの撮ってました。固太りみたいなオッサンだが多分国許では色男なのであろう。わらわら世界中の観光客がうろつく中、渋い表情つくって佇んでおられた。
  • 渡し舟で川を渡って、対岸のワット・ポーへ。船着場からお寺に抜ける道沿いの雑多な小商いの店からは魚だの軽食だの飲み物だの入り混じった臭いが押し寄せて、ああアジアだなあ。涅槃仏で有名なワット・ポー、正式名称はワット・プラチェートゥポンウィモンマンカラーラーム=ラーチャウォーラマハーウィハーンらしいですよ。仏像、大きいです。奈良っ子としては親近感が沸きます。そして随分と気楽なお顔をしてはります。
  • 続いて王宮とワット・プラケオへ。黄金べったりの塔という感覚もすごいな。こういう太陽の土地にいるとこういう建物ができるんやろな。なお、タイのお寺に入るときは肌の露出は禁止なので服装には注意が必要です。うっかりショートパンツでやってきたアメリカ人とかが長ズボンを貸し出されてます(女性は巻きスカート)。エキゾチックなゾウさん模様なんかが描かれた真っ赤や真っ青のぺらぺらパンツを履かされているおじいちゃん達はちょっと愉快です。
  • なんぼか涼しい午前中に観光を終えて、サイアム・スクエア周辺へ。お昼はフードコートでとりました。気軽に地元料理が食べられて便利。
  • ショッピングセンターを梯子。なんも買わないけど。見てるだけだけど。真新しいアホみたいに高級なデパートがあったんですが(確かサイアムパラゴン)、ビル自体はとうにオープンしてるのにまだ完成してないテナントがあちこちにあって、オサレシャッターに○○○(ブランド名)coming soonとか書いてある。○月○日open!の数字に何度も貼り紙が重ねられてたりもする。ガワは華々しくオープンしても中の店が出来てなかったり梯子もった工事のおっちゃんがうろついたりしてる、これがタイなんだそうな。和む(笑)。
  • ザニショを覗いてみたかったんですが(確かタキツが訪泰して大人気だった頃だ)そのへん一帯が大改修中だったのでなにがなんだかわからず、残念でした。そのビルも、工事用の防護幕にオープン予定日が書いてあるんだけどそれを何度も何度も先延ばしに書き換えた跡が…(笑)。
  • 夕食はタイスキのチェーンMKへ。うま!
  • ジム・トンプソンの家へ。伝統的なタイの建築を取り入れた建物で、釘は使われていないんだそうな。今は道から入りますが、往時は訪れる客は運河から入ったとか。周りを流れる今も現役のセーンセーブ運河には時々轟音とともにボートが通ります。屋内は、部屋と部屋の間の敷居がかなり高くなっていて、悪霊が這入ってこないようにするためなんだとか。ショップで自分用に化粧ポーチをお買い上げ。夕焼けみたいな茜色。ほんのり光沢があって、落ち着いた色合い。角度によって色がかわってとっても綺麗。
  • コットン小物の店ナラヤでばらまき土産をお買い物。安価で品質が良いそうですよ。小さなポーチや、布を張った正方形の板(?)の四隅をリボンで結ぶ小物入れ(ネイルとか放り込んでおくと可愛いやつ。リボントレー?)など購入。便利なお店だと思うけど、ものっそい懐かしいファンシーなグッズ(キルティング地にレースをあしらった電話カバーとか…)か有り得ない柄や色も多いので、もーちょい日本のブレーンを取り入れてほしい気も(笑)。良い柄を掘りだすのは楽しいですが。
  • カリプソキャバレーショーに行く。客は日本人ばっかやな(笑)。でも女の子たちめちゃめちゃ可愛い〜。たびたびセンター張ってた子が、卵型の小顔にぱっちり目に上品な口元ですんごい好みだった。いやーまいったまいった。
  • ショーの内容は要するにコウイチのショーみたいな(笑)。アメリカありーの韓国ありーのハワイありーのタイありーの。日本もあります。シックに美空ひばりを歌ったり、小梅太夫みたいのが出てきて客に絡んだり。台詞はないけどムーディーなストーリー仕立ての演目なんかもありました。おもしろかった〜。