魔界転生

新橋演舞場。誘われて珍しく集団観劇でした。2階真正面最前列。
予習は原作のみで映画は未見。あの長い話をどうするんだろうと思ってましたがばっさりカットしてシンプルにまとまってました。原作のほうは構成も文章も冗長に感じられていまいち気が合わなかったので(最高傑作とか言われてるのにすんません…痛快に思えなかった。まあ相性というものがございます)こっちのほうが好きかも。但馬転生とかお銭のくだり等は少々「なんでやねん」でしたが。(あと但馬最期のシルエットで笑ってごめん。しかもついてないし。ついてても笑うけども)
というわけで原作しか知らないので「あ、四郎ってそういう人?」と(笑)。ナイスオネエ☆一緒に行ったおにーさん達が「ナリミヤ素だね」「ていうか地だね」とか言うてはりましたよ。オペラグラスで見たら化粧の濃さにびびりました。真っ白で長い裾ふんわりの衣装はかわいかった。あれをいちいち捌いて動くのが楽しそうだった。一度激しく立ち回ったはずみに裾を頭から被ってしまってましたが。さりげなく撥ね退けてた…うふふ。
声が枯れててちょっと辛そう…席によっては台詞が聞こえなかったかも。三幕の熱演が好きでした。困惑するカリスマに弱いので。そして橋之介にすがりつく様が似合ってました。
橋之介は演技の大きさといい声のとおりといい流石でした。貫禄が違うなあ…ハコへの馴染み方も半端じゃないし(当たり前だけど)。
柳生衆が楽しかった。



つばっちゃんはプログラムを一心に読みながら何か食べてたり、通路際の席ではなかったので席につくときに丁寧に隣の人に会釈して通ったりしてました。