トーマの心臓

紀伊國屋ホール、Seele組。
入口でリボンタイの青年達に「シュロッターベッツへようこそ!」と微笑みかけられ少々ビビる。あ、ああ…どうも…。自分がリボンタイ属性でないことを知りました…。メイドさん萌えじゃないのにメイド喫茶に来た男の子の気分てこんなかもしれんと思った。マニアにはたまらんのやろうな。徹底してて楽しいですね。でももぎりも物販も役者さんて懐かしくていいなあ。ホールも懐かしい風情。


ええと、お父さん達がよかったです…。原作の漫画はとてもよかったけど、舞台化となると、愛や神について真摯に悩む美少年という想像上の動物をどう見てもいい年の大人が演じる世界って入り込みづらいなあどうしようかなあと少々困ってしまいましたが(大人には大人の色気を見たいお年頃)…ああそうかてにみゅを見るように見ればいいのねと思ったら大変楽になりました。うんうん漫画にかなり忠実だし。オスカーいいよね。原作でもオスカーが好き。みんなより一段だけ高いところに立っていて色々見渡せてでもまだまだ階段の途中の少年。


ことあるごとに流れるアヴェマリア…これを聴くたびにそこはかとなく妙な気分になるのはなんだろうと考えていて中盤でやっとロミジュリのリカが起きてからのシーンに使われてる曲だと気づいた。カッシーニアヴェマリア