ハウル

昨日の続き。行ってみたらサービスデーで、若者で満員でした…あらら。混んでるのは別にええねんけど、観ながら連れと「かわいい〜!なぁ?」とか喋るなよ〜家ちゃうねんからさ(苦笑。この感覚って老人?)そういえばお隣の可愛らしい女子高生2人は「東京タワー」予告編の松潤キスシーンに「きゃ〜!←イヤー!><の意」言うてました。若っっ!(笑)


ああハウルは素敵よね…(しつこい)。そんな自らの美貌を認識してないかのように(いやしてるのか)無防備に顔近づけないでくださいよ…。てかこういうシーンのハウルのどアップ、作画に気合い入りまくりだよ…。ジブリ技術の粋がこんなとこに集められてるのか?!(笑)
しつこく言うけどさー、こんな美しいのにさー、くったり甘えるしさー、無茶するしさー。
伝説のあの曲の伝説のあのフレーズが聞こえてきますよ。
子供みたーいーに甘える顔も 急に男らしくなる顔もーー♪

ソフィーも好きですよー。ラブラブないいカップルだわ。


ええ、さて、ストーリーについてわかったこと・まだわからないことなどつらつら書きますが、頭を片づけるためのただの自分メモですし、ネタバレなので隠します。うーん…自分で読み直して、そこまで辻褄求めんでも、って気もする(汗)。

  • ハウルは美女の心臓を取る」って噂の火種はなんだったんだろ?まさか暗喩やないやろし(笑)。
  • 荒地の魔女からのラブメェルの呪いはどうした?結局テーブル焦げただけ?
  • 魔女とハウルって…「たまには熟女もいいかも」と手ぇ出してみたら思いの外コワかったんで慌てて逃げ出したところ向こうが追っかけてきた、て関係なのか…。
  • 女の子に振られてドロドロに死にかけるって?!美しくないと生きてる意味がないって?!どういう人だこの人?!→原作読んだ子によるとどうもハウルは女の子引っかけるのが趣味かつ振られ魔らしい?…やっぱどういう人だよ(笑)。
  • ハウルは夜な夜な軍(自国敵国問わずかな?)の邪魔をしに行ってたのね。
  • カルシファーがソフィーに持ちかけた、契約の秘密って結局何だったの?心臓持ってるってことは自分でわかってるのよね。どういうことだ?自分からは言えなくて、誰かに見破ってもらわないといけない決まりでもあるの?
  • 望んで契約したんじゃなかったのか?ハウルが戻れなくなりそうで、そろそろコンビ解消しないと共倒れの危機だったってことかな。
  • そもそも契約に至ったのは何故だ。そしてお互い得たものと失ったものは。カルシファーは、力を得、城に束縛された。ハウルは、力を得、心臓を渡した。魔に取り込まれて戻れなくなるリスクもあり。…でも心を失ったようには見えなかったけど。マルクルは普通に慕ってそうだし(いやでも「死んじゃったの?」とかって割とドライか?笑)ソフィーにも優しいし甘えたりするし。戦争や人殺し嫌いだし。
  • ほんとは臆病者で弱虫って設定らしいけど、それはモエなんだけど(笑)、実感できるエピソードがなくて正直ぴんと来ない…。自称してるしお守りに埋もれてたけどさ。
  • 怖くて怖くて仕方なかった割には老化した魔女を家に入れて平気だし。
  • 「あの人達を知らないんだ」という恐ろしい王宮に対して「母に断ってもらう」なんてヌルイ作戦でよかったのか。もとから、ソフィーを行かせてそれを心の支えに、誓約どおり王宮に赴いて、断ろうって考えてたってことかしら。
  • そういや魔女が王宮の階段で老けてたのも既にサリマンの魔力?別にそこまでいちいち考えなくてもいいのかな(笑)。
  • ソフィーの「あなたを愛してる」は突然な気がしたけど…でもきっとあれね、ソフィーはあの日街で声を聞いた瞬間もう恋に落ちていたのね。図らずも東京タワー予告で「恋はするものじゃなくて落ちるものなんだ」とか言うてたしね!
  • ハウルの引越し…動く城にいてはサリマンにすぐ見つかるので、引越してソフィーの家に潜伏。お城は荒地に空家のまま駐車しっぱなし。ただし魔力が強すぎて隠れ家にいてはまずいカブは荒地に残留。扉は荒地のお城のドアと花畑と黒いとこと普通にソフィーの家の4つに接続。ジェンキンスとペンドラゴンは放棄した模様。踏み込んだ兵士は軍の命令かな?サリマンの差し金かな?…どっちでもいいけど。
  • ソフィーの家族は?帽子屋の売り子ちゃんズは?瑣末事なのか?
  • ソフィーの引越し…ソフィーの家は既にサリマンに見つかり、さらに時同じくしてその街が空襲を受けている。家は、サリマンからはカルシファーが守り、敵襲からはハウルが守っているが、街にいてはハウルが敵と戦い続けなくてはならないので、ひとまず荒地に置きっぱなしの城に移り、その後城を動かしてハウルのところに行こうとした。しかし強引にカルシファーを連れ出したので、家から城に戻ると同時に城は崩れた。と。
  • ハウルのとこ行ってどうするんだろ?何か作戦あったのか?なんて言うのは野暮か。愛する人のところに行きたい、早く安全な我が家に迎えたい、とかそういうアレか。
  • 突然過去に繋がったのがよくわからなかったんですが。ハウルカルシファーがいよいよ限界にきて、原点を露呈したとか、ソフィーの助けを必要としたとかいうことかしら。
  • 過去と現在はループしてるの?ハウルは子供の頃ソフィーの声をきいてずっと待ってたの?
  • ソフィーが、絶対の契約によって城に縛られてるはずのカルシファーを持ち出せたり、水をかけても大丈夫だったり、心臓を元に戻せたりしたのはやっぱり何もかも「愛はパワーだよ!」てことかい?
  • ソフィーの呪いは結局解けたのかな?髪白いままだけど…星の色できれいだからいいのか。老婆だったり中年だったり少女だったりするのは「恋する少女モード」になると元に近づく仕組みなのね。ハウルに執着してる魔女がなんでそんな呪いをかけたのか謎だけど。
  • サリマンとカブ王子のひとことで戦争終わり?ええっ?人の愛や恋に比べたら、戦争なんて取るに足りない馬鹿馬鹿しいものだということか?
  • つか前半で散々「魔の一族かも」「死神かも」「ややこしい呪いがかかってる」「魔力が強すぎる」って前振りしたカブの正体が、あんな頭の中身カブのままみたいな脳天気王子でよかったんだろーか。
  • ヒンの正体も特にないの?単にソフィーに懐いただけ?
  • 辺境とはいえ自国の街が空襲受けてるのにサリマンはハウルを探してる場合なのか?こっちも荒地の魔女と同じくらい執着か?小姓くんたちがミニハウルみたいだったのにも意味があるのかな。
  • …もしかして、男はみんなソフィーが好き、女はみんなハウルが好き?(笑)


おそらく原作読んだら分かることも多いんだろうな。原作のエピソードを飛ばし飛ばしに拾い上げた結果、全体としてよくわからなくなってる、ていう匂いがする。あと、後半部分に、少なくともあと30分くらいは公開に間に合わなかった映像がありそうだ(笑)。だって前半に散りばめられてる伏線としか思えないものに対して、全然答えを与えてもらえないんやもん。投げっぱなしジャーマンやもん。
もう一度見てもこれ以上は判らない気がするけど、もっかいくらいは見てもええな〜。またうっとりしに行きたいな〜。


東京タワーでキャー言うた女子高生たちはどうやら木村さんファンらしく、最初の方ではハウルが喋る度にくすぐったくてたまらないというようにクスクス笑ってはりました。あー確かにファンだったらかえって恥ずかしいかもなぁ(笑)。そしてキスシーンのたびに、松潤の時と同じ「キャー」言うてました。いやいやそれハウルやからね。
さらに反対側の隣に座ってた女子高生たちは終わった後「かっこよかったな!なんかハウル、キムラタクヤに似てない?」言うてました。ええーー?(困惑)*1

*1:光一さんと高見沢さんくらいに…は…?でもハウルどっちかってーと上がり目だし……?