エリザベート

さらっとまた行ってる梅コマエリザ。ヤバイ、1万円が全然惜しくない。
通算500回目の公演。チケット探すまで知りませんでした…日時の都合で選びました…こんな人が記念公演観てしまってごめんなさいごめんなさい(汗)。
今回は内野さん鈴木さん浦井さん今さん。きゃー内野トート様コワイよ〜!ひとつひとつ手がやらしい(ラブ)。激しく迫るものだからその分激しく拒まれてそれがまたなんとも(ラブ)。山口さんバージョンと細かいところで少しずつ演出が違うのですね。最後通告の場面で羽根ペンを床に突き刺すのは山口さんだけかな?あとルドルフとの闇が広がるで降りてくるとき山口さんは梯子、内野さんは消防士式?浦井ルドルフ君はいかにも若々しい青年皇太子って感じがします。実際は享年30過ぎてるけど気にしない方向で。今さんは油断してると豹変して「悪魔云々」と(もうええ)。
さて、折角なので出演者挨拶をできる限り記録します。がんばりますが記憶容量10分カセットテープ並なのでたくさんの至らぬ点はお許しください…。台詞は全て「こんな感じ」であって正確な単語ではありません。

  • カーテンコールで鈴木フランツ陛下がくるっと後ろを向くと背中に「500」と白字で大書してあって場内爆笑。
  • 村井マックスパパの仕切りで「じゃあまず500回やった人は前に出ましょう!」ということで、Wキャスト組のトート閣下や皇帝陛下は居残り(笑)。
  • 前回はリヒテンシュタイン伯夫人、今年は娼館女主人の伊東さん、「わたくし以前は宮廷で女官をしていたのですが華麗なとらばーゆを経て今はこんな姿になっております」。マダム・ヴォルフのカツラは舞台裏では毒キノコだとか湯婆婆が通るとか言われて愛されてるらしい。あのコルセット姿で普通にしゃべるのはとっても恥ずかしいらしい。確かに!これからも600回700回(村井さん「それ後で言うから!」)…と続けてミュージカル界の放浪記と呼ばれるようにできれば、と。
  • 「日本人には珍しい、乾いた芝居をする男」と紹介された高嶋ルキーニさん。初演の時はあっちでもこっちでも喧嘩ばかりで(?)この舞台いつまで保つんだろうと思ったけれど、気が付くとキャストもスタッフもすっかり仲良く一丸となっていてこの舞台はずっと続くんだろうなと思ってます。
  • 初風皇太后様。村井さんによると舞台裏のゾフィー様はいつも笑顔のお優しい方なのだそう。2?年ぶりに舞台に戻ることになって一路さんと握手を交わした時のお話。
  • 革命家今さん。「我々は500回も失敗を繰り返してきたわけですが…」あはは!「失敗しても失敗してもめげない私達をみて皆さんに勇気を与えることができれば、とこれからも失敗を重ねていこうと思います」
  • 「僕は彼と話す時は『こいつはガイジンだ』と思うようにしています。そうでないとやってられません。クニオ!と呼び捨てにするし部屋にやって来てはやたらとハグしてくるし(村井さん談)」らしい鈴木綜馬陛下。そういえばパンフにも大地真央さんに初対面で「会いたかったですー!」って抱きついたというエピソードが載ってましたね。光一さんなんか顔も見られない大女優さんに(笑)。「初演の時の思い出がそーま燈のように甦ります……今の笑うところですよ」初演の時は有楽町でニンニクパワーをつけてがんばってたけど今はニンニクなしでも大丈夫になったとかそんなお話。
  • 内野トート閣下。村井さん曰く「『努力』という字を写真に撮ると彼の顔が写ります。ただ彼の楽屋の隣になると、朝から、開演前からトートの歌を全曲聴くはめになるのが困った点です」。ほんと?(笑)あのトート様の姿ではにかんだように話す内野さんが超かわいい〜(涙)。「こんな格好してますが…僕は元々はストレートプレイの畑の出なので、こういうの(ちょこっとやってみるトート閣下の妖しい手つきその1)とか、こういうの(ちょこっとやってみるトート閣下の妖しい手つきその2)とかは得意ではないんですが…」←カンパニー(村井さん?)からすぐさま「ウソつけ!」と野次が飛ぶ(笑)。皆が1000公演のころようやく500公演だけど、これからもがんばります、と。
  • 一路さん。内野さん鈴木さん…とWキャスト組の名前をその場にいない方達も全て挙げて小さく「抜けてないよね?」と振り返って訊いて(キュートv)、彼らも一緒に達成した500回です、という主旨のご挨拶。「大阪公演も折り返しを迎えようとしているところですが、気を抜かずにがんばります。499回目も501回目も同じようにひとつひとつが大切なエリザベートです」
  • で、村井さんが「これからも600回700回と続けていきます!」と。
  • ミュージカル界の忠臣蔵と呼ばれるように、我々が死んだ後も受け継がれる舞台になってほしいと言ったのはどなただったかしら…(耄碌)

一番最後の内野さんと一路さんだけのカーテンコールは、お2人からの投げキスでお別れでした。

昨日からナンバーが交代でぐるぐる頭を流れっぱなしですっかりハマリ症状が出ています。よろよろ。SHOCKみたく雑誌を買い漁るとか楽譜やCDがほしいとかそういう方向には行かなくて(でも今年版録音のCDが出たら欲しい)、ひたすら生で観たいばっかりですが(この違いはなんやろ)。言うてももう日にちがないのでもし観られたとしてもあと一回ですけど…。また再演してくれないかな。て気ィ早い。