ソウル

ペ様にも韓流にもさっぱり興味がないのですが、仕事で所用のあった父に便乗してこのブームのさなかに行ってまいりました。何でもアリの人間臭くて猥雑な熱気と近未来めがけて急速に無機的になってゆく空気が同居しているような面白いとこでした。日本の都市も同じなんだけど…それがもっと極端な感じ。

食べたもの…骨付きカルビ(しかしもう年なので1巻きしかおなかに入らない)冷麺カニキムチうどんみたいなの(?)プルコギ参鶏湯チヂミ餃子チゲお粥トッポキ石鍋ビビンバ。カニキムチとトッポキ(お餅を甘辛く炒め煮にしたようなの。屋台の定番らしい)は辛いー!でもうまいー!で感じでした。

日本人向けにペ様が大量発生していました。あの笑顔が夢に出てきそうです。ホテルの隣の免税店のポスターにペ様が起用されていたので、ホテルも免税店も右を向いても左を向いてもペ様看板。等身大パネルに並んで入れ代わり立ち代りおばちゃんが写真撮ってるし…。街に出てもメガネやらコーヒーやらのポスターが各所に貼ってあるし、さらにキーホルダーだのカレンダーだののバッタモン商品もあふれてるし。いやいやすごいもんですね。日本人が飽きる前に巻き上げるだけ巻き上げとけ商人!て感じです。そういやホテルではパク様のファンの集いも行われるらしく、会場のセッティングがなされてましたよ。

お土産を物色しながら歩いている途中、父の「あ、キンキキッズ」の声で振り向くと、たしかにお店のドアに2000年頃の近畿さんの写真(てか雑誌の表紙)が貼ってあります。「ほんまや。ていうか顔わかるんや」と言うと「うん、でも最初片方村上ショージかと思った」ひど…っ!お父様、世の中言っていい事と悪い事ってもんが…!