仙台→米沢

友人と合流してミラージュツアースタート。…の前に友人の希望で朝食は牛タン付きのお粥定食。この店、昨晩来たんですけど…。まあいい。食べたいし。バイトのシフトも違うであろう。


満員の市内循環バスで、瑞鳳殿へ。ううむ、豪華。文庫版の『蜃気楼紀行』にあった、「屋外なのに自動ドア」も健在。資料館には噂の復元伊達政宗公がいらっしゃいました。渋い。会社の部長とかにいそうだ。て失礼な。
原作本をチェックしつつ見学しましたが…よくよく考えると政宗公、高耶さんとお話するのになんでここまで連れてきたんだ?特に必要性はないような。…自慢?


再び循環バスで青葉城へ。資料館みたいなのがあって、青葉城をCGで再現したものを上映とかいう触れ込みでした。観てみましたら…政宗と小十郎が「政宗様!再び青葉城をごらんにいれまするぞ」「おお小十郎、懐かしいのう」てな感じで進行してて、そんなんされたら笑ってしまうではありませんか(笑)。政宗と小十郎、大好きですけど。ミラージュ上の設定に限らず、普通に戦国の主従の中で一番好き。
青葉城は最上さんと戦うべく駆け上ったところ…でしたっけ。高耶さん、「なめんなーっ!」とか叫びながら調伏刀振り回してるよ(泣)。平和だったなぁ…16歳(!)だしなぁ。千秋が譲を攫ってくとこなんかまるっきり娯楽小説でたのしいよう。こんなノリの時代もありましたね。
それにしても…この頃の挿絵を入れる箇所の選び方ってどうなってたんだ。悪いオヤジ二人が密談してる場面とかなんで挿絵になってんだ。東城さんには感謝してもしきれないけど、ここでそんなキャラデザはいらないヨ!直江が手首縛られて拷問受けてるとことか一体誰対象なんだ。いやもしかしたら喜ぶ人もいるのかもしれないが。


閑話休題、駆け足で仙台を見終えて、高速バスYOZAN号で米沢入り。
ずんだ餅を食べたいという友人の希望でバスの中で昼食がわりにお団子。似たようなもの昨日の朝食べたんですけど…。まあいい。くるみとずんだは新顔だし。


米沢でバスを乗り換え、今夜のお宿白布温泉東屋へ。
前に来た時も泊まりました。茅葺の古さびた建物だったのに、その後火事で全焼してしまってショックでした…。茅葺は今の消防法では新築できないとかで、すっかりリニューアルされて今風の旅館になってました。明るく気持ちよくてこれはこれでいいなと。宿の人も以前と変わらず暖かく迎えてくれました。田舎のおばあちゃんが「よう来たねえ」って言ってくれる感じです。
温泉入って、鯉やら牛やら米沢の味満載のお夕食食べて極楽極楽。