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予告を見て「ん?B級?」て思ったら最後に手塚原作って流れて「ほえー」て思って原作書評見てみたら面白そうだったから買ってみてなかなか面白くてでも映画は予告を見た限りではだいぶ違いそうだなぁと思ったけど一応見てみようと思って見に行きましたっ。


うん、原作とは別物だったけど、普通に面白かったです。原作のことを気にしなければ、無茶なサスペンスアクションとしてアリなんじゃないかなあ。原作のことを考えると、設定が全然違うとか登場人物の雰囲気が全然違うとかミチオは変装が得意のはずなのに後ろ姿で瞬時に石橋さんにバレてどーするとか大きな事から細かいことまで色々あるねんけど、まあこれはこれで。玉木くんはものっすごいスタイルええねんなと思いました。私の中では未だにそげなーくんなんですが(あとウォーターボーイズ)、いいかげん更新してあげないといけないかもしれない。こないだもっさりした大学生だった山田さん(大学の時の先輩にめっちゃ似ててリアルやったw)は、今回はもっさりした神父でした。はじめのほうは舞台が何故かバンコクで、行ったことあるあたりが色々出てきたので一生懸命見ていたら、カーチェイスでめっちゃ画面に酔った…orz 映画でこんなんなったの初めてだ。後ろのほうの席で見たほうがいいかもしれません。…映画の感想になってないな。アクション映画に感想もなにもないからいいか。


で、さらに映画に関係ない話。予告編を見て、光一さんが無慈悲な殺人鬼で、剛さんが泣いたり祈ったりしたら素敵だなと思って、本編を見てもやっぱりそう思いました。光一さんの悪役見たいなあ…本人もリチャード3世ものすご楽しい言うてはりましたよね。んで剛さんは子ども達に慕われる神父さん。でも原作はキャスティングが逆だなと思いました。ヒゲの兄ちゃんから令嬢まで変幻自在で男女問わず人たらしな悪魔が剛さんで、光一さんは翻弄されたり篭絡されたり相半ばする愛憎に苦しんだりすればいいと思いました。こんなことばかり考えて生きてます。こんな時代ですから、エコな自家発電。