にこいちが好きだ。

幼少のころからにこいちなものに滅法弱い。
生まれて初めて漫画で号泣したのは10歳の時、ベルばらでアンドレが死ぬところで。めちゃめちゃ悲しかった。後を追うようにオスカルも死んじゃった時はなんだか安心したものです。
それ以前にも「瞳と俊夫」だとか「紅緒さんと少尉」だとか「菜の君と疾風」だとか考えてみればどうもカップルセットでお気に入りという傾向があったようです。
ハマるという感覚を覚えたのは『ジャパネスク』に出会ったときですが「瑠璃さんと高彬」が大好きでした。私の人生を変えた『ここはグリーン・ウッド』では「光流先輩と忍先輩(光流あっての、忍寄り)」ファンです。その後も大きなとこでは「直江と高耶(高耶さんあっての、直江寄り)」ファンそして「光一剛(剛さんあっての、光一さん寄り)」ファン、さらに細かく言えば「(花鹿あっての)立人」とか「蔦子さんと不比等」とか「綺羅君と主上」とか「シルバーアローとシャロン」とか「ハデスとベルセフォネー」とか「やじさんとキタさん*1」とか「(新吾あっての)摩利」とか「(合田刑事あっての)加納検事」とか「蔵重と桧山」とか「ルドルフとアルフレート*2」とか「瑞希と亮」とか「(イズミあっての)なんじょ」とか「田宮と藤堂」とか「上田次郎山田奈緒子」とか「青島君とすみれさん」とか、少年漫画なら「蘭と新一」とか「はじめちゃんと美雪*3」とか「幽助と蛍子」とか、そうこうするうちに枝分かれして傍若無人な御主人様&慇懃無礼な従者嗜好にも目覚めて「カインとリフ」とか「マダムとミスター」とか「アントワーヌとクロード」とかいうのも生まれたりするわけですがとにかく惚れる時は大概2人単位なのでございますよ。全部がいかにもニコイチの関係というわけではないですが、カップルの片方だけがお気に入りとかってあんまりないのですよ(たまにはピンで菊正宗清四郎とか明智警視とか流川君とかクラフト隊長とかヒソカとか好きですけど)。両方同じくらいか微妙に(ほんとに微妙に)片寄るかはまぁその時々…。そして前にも書きましたが死に別れはとっても嫌です。オールオアナッシング。共白髪が無理なら2人とも死んじゃえー。前向きなお別れも許しません。
これなんなんでしょうね?前世で心中しそこないでもしたんか私。それともマジでアンドロギュノスだったのか。いやしかし実生活で決してよそ見せず純愛を貫けるかと言われると心許ないし(…)、相手の浮気を許せないかというと経験ないからよくわからんけど別に遊びならまぁええかって気がするな…(そして本気なら無理しないでちゃっちゃとあっち行っちゃってください、と。)。


ちなみに「原作=神の言葉」で享受してます。火のないとこに煙は見ませんので友は友、相棒は相棒、主従は主従、ですが火の有るとこにはあるがままに受け止めます。ほもでもヘテロでも面白けりゃなんでもいいですがわざわざBLは読みません(よしながふみさん以外)。所謂ベタな少女漫画も読みません。だから軽度御宅少女御用達の白泉社系を愛読していたのですね…。ああそういえば友人宅にあった有名(たぶん)BL作家さんの漫画をパラパラ見てたら「まつ毛ばさばさ…こーゆー奴って毛深いんだよな」的なネームがあって、咄嗟に剛さんの顔が浮かんで笑いました。…ええと何の話してたっけ。そうそうほもといえば私の読書史上サイアクの2大誘いほもは処天の毛人と孤島の鬼の私です。あんたらひでーよ!あんだけその気にさせといてさあ!満更でもなかったくせに!結構好きだったくせに!ええやんか減るもんやあるまいし!(泣)てなことで私は可哀相なうまと可哀相な諸戸さんが好きです。


えーと…結論は別にありません好きだった人を並べたかっただけ。

*1:ちなみにキタさん派。

*2:しかし超じれったかった

*3:しかし漫画の一ちゃんはちょっと浮気性ね。ラストまで読んではいないけど。