エリザベート

とうとう仕事を放り出して行ってしまった。ああ…サイテー…私サイテー…。しかし休んでも自分の仕事が溜まるだけの部署でよかった。ビバ某課某係。ゾフィー太后様の「義務を忘れた者は、滅びてしまうのよ…」が密かに胸に刺さる昼公演。とかいう日記(の下書き)を職場で書いている。どーしよーもないわな。


本日は内野さん石川さん浦井さん藤本さん。いつもよりほんの少し前列の席が取れ、折角なのでオペラグラスを多用して表情チェックに勤しんでみました。セットの上*1から見下し目線の閣下に心拍数が上がったり*2、閣下がショックを受けておられる…とか、ここでは笑ってたのか!とか。内野さん手ぇ大きいなーとか。梅コマは帝劇より客席が急傾斜なのかな?後列でも人の頭で視界が邪魔されなくて見やすい。

皇帝陛下の年齢変化はどうなっているんだろう。肉眼で見ていた時から、演技自体はもちろんのこと、若々しい声→老いた声の使い分けがすごいなぁ俳優さんやなぁと感動してましたが、つやつやの青年皇帝から疲れた老皇帝までとても自然でオペラグラスで見てもどこまでメイクなのかわからない(笑)。扉の前で切なく呼びかける陛下と、「悪夢」で絶叫する陛下は胸に迫るものがありました。

一路さんの眼が凄い。天衣無縫な少女時代のキラキラした目、絶頂期の強く輝く光のある目、心も何もかも閉ざした晩年の目。
お見合いの場で自分から陛下に手を差し出すシシィに「いくらなんでもそれはないやろ」と最初は思ったけど「何も知らずに無邪気に無意識に、歯車が回り出すきっかけを自ら作ってしまった…」てことで確かにこっちの方が面白いかも。でもイチゴは大きすぎるよ(笑)。ああそういえばシシィはトート閣下のことも「待って」「憶えてる」なんてあどけなく可愛く呼び止めてしまったのでしたっけ。罪作りなお姫様ね…。←そういう問題か?

さて今日もトート閣下は楽しそうやなー…最後のダンスとか机の上とかドクトル・ゼーブルガー(本日老人度低め?)⇒閣下とか…。いつだったかもしや御自分でマント踏まれた?気のせい?
「嘘だわ ひどいことを あるはずのないことよ」「陛下とて男です」「真面目な方」「でもないさ!(嘲笑)」の閣下が大変好きです。だって…トート閣下なんだもん(意味不明)。なんていうか…黄泉の帝王なのにお医者さんに化けて潜入して診察ごっこして「フランス病云々男女の性的な接触云々」とか説明した上にこんな風に歌うんだもん。好きにならずにおらりょうか。(それはほんとにモエツボか?笑いのツボじゃないのか?)その後豹変して激しく迫る閣下も勿論大好きです。変わる瞬間のかすれた低音の「エリィィザベェェェト…!」は怖すぎステキすぎです。

それにしてもこのカップル、帝王体質と女王体質の2人で大変そうだ。血みどろの痴話喧嘩しそうだ。
ってトートは象徴だったりエリザベートの影だったりするので世間一般のカップルではないですが。お遊びの日記なのでアホコメントを許してください…。


ちなみに手元にはあと2枚チケットがあります。前に「行けるとしても1回」とか書かなかったか?ああそうさ私は嘘つきさ!だがそれがどーした!ウン・グランデ・アモーレ!*3

*1:鳩時計とか言われてるけどさ/笑。

*2:なんでそんなどこ行っても見下し目線が好きやねん私。

*3:きんきさんで来てくださってる方へ:SHOCKのチケット取りに東奔西走しつつ叫ぶ「ショーマストゴーーン!」と同じだと思っていただければわかりやすいかと存じます。