最終巻について

ようやく連休中の日記完了。サボリすぎでした。しかも我ながら起承転結もオチもない旅行記で、申し訳ありません…。

それにしても、ミラージュ最終巻。
全40巻中、直江が寿命の事実を知ってから29巻、読者が知ってから21巻。これってこの終わりを受け入れるための物語だったのかしら…。という視点から考えるとやりきれない。
彼はこれから先長い長い長い時間を一人で生きていくのですね。一人は辛いよ。長いよ。しくしく。
私は一夫一婦制ハッピーエンド至上主義者で、何を読む時も見る時も、基本的に「共白髪をもって最上とする、それが無理なら心中してまえ!」と思っております。ニ人であることの、どうしようもなさや閉じた幸福さにたまらなく反応。だから前向きな別れとかいうのも嫌いで、さらに死に別れなんて最も苦手でいつまでも傷として心の中に残ってしまいます*1
岬の家なんて絶対叶わない夢だと思ってましたし、このラストを受け入れてはいますが、悲しいなー…。

*1:あんなにベタな展開のタイタニックでも号泣。