ポピースプリングス

週末に行ってきました。岡山県湯郷温泉にあります「リゾート&スパ」。
田舎道をのんびり走って到着した、ひなびた温泉街。…の中に突如現れる洋風のホテル。カリフォルニアをイメージしたらしい。なんだかよくわからない。いや、オシャレなんです。新しくてきれいだし凝ってるし、女の子は好きそうです。しかし立地が。これが信州や那須や、はたまた沖縄にでも建ってれば全くなんてことはない。しかし周囲が、流行りも廃りもせず停滞した空気のいかにもな温泉街なだけに、一抹のいかがわしさを拭いきれない。というかいっそあからさまに怪しい(笑)。
とはいえ館内に入って外のことは忘れてしまえばもうリゾート気分です。部屋もベッドもとても広いし内装もひとひねりしてるし、しみったれ感がないとこが女にとってはたまらない!贅沢は素敵だっ*1
今回は、温泉&アロママッサージで癒されよう、という企画でした。ご、極楽…。あったかい部屋で、照明落として、静かな音楽が流れてて、いい匂いで、マッサージしてもらって、もう脳味噌が仕事完全放棄です。ほえほえほえほえ〜…てな感じ。←?
温泉も明るくてきれいです。ジャグジー万歳。コースの夕食も美味しかった。ビュッフェスタイルの朝食も美味しかった。温泉大好き食べるの大好きな私としては大変有意義な一泊旅行でした。また行きたいな。

だがしかし、一点だけ泣いて訴えたいことが。このホテル、パジャマのような館内着がありまして、レストランでも宿泊棟の隣のスパ棟へ行くにもこの館内着&サンダルでOKということになってます。さすが女性向け癒しホテル、気楽でええね〜と我々は早速これに着替え、フェイシャルマッサージに備えてメイクも落としました。そしてお風呂入るぞ!とタオルを抱えて意気揚揚とエレベーターホールに出た瞬間…純白のウェディングドレスもあでやかな花嫁(美女)御一行に遭遇。あっ、ここで結婚式してたんだ……。己の姿に引き比べてとても悲しくなった負け犬の我々はこそこそ退却し非常階段で1階に降りました。辛い気分でスパ棟へ移るべくロビーを通ろうとすると、そこには結婚式に出席した若いお兄さんがわらわらわらわら。もう一体なんの晒しもんだ?!こちとら微妙な年頃だというのに何が悲しゅうて最上級にフォーマルな同年代の人々の間をパジャマ&すっぴんで通らなならんのよ(泣)。
是非今後、オフ客とオン客がかち合わないような工夫をしていただきたい。マジで(涙)。

*1:私は生まれながらのお金持ちでも成金でもないので常時贅沢はできません。締めるとこは思いっきり締めて、使うとこに大きく使うのが好き。岡山まで行くのも新幹線使わずにバス/笑